ボクシングの帝拳プロモーションとM.Tジムは29日、来月21日に後楽園ホールで無観客での開催を予定していたWBO世界フライ級王座決定戦を延期することを発表した。

 試合は同級3位の中谷潤人(22=M.T)と同1位のジーメル・マグラモ(25=フィリピン)が対戦する予定だったが、新型コロナウイルスの影響でマグラモの来日のメドが立っていない。

 そのため日本とフィリピン両国の出入国制限が緩和され、出入国が可能となるまで延期されることになった。

 再延期の決定を受けて中谷は所属ジムを通して「今回も延期という形となってしまいましたが、信念を強く持ち、目標の世界チャンピオンになる姿をみなさまにお見せできるよう、引き続き頑張って参ります!」とのコメントを発表した。

 この試合は当初4月4日に行われる予定だったのが延期になっていた。新たな日程は未定で、決定次第発表される。