大毅が王座獲得し優等生に変身?

2013年09月19日 16時00分

ロドリゴ・ゲレーロを破りIBF世界Sフライ級王座を獲得した大毅

 まじめボクサーに変身? 3日にIBF世界スーパーフライ級王者となり、WBAフライ級に続く2階級制覇を達成した亀田大毅(24=亀田)。V1戦に向けて、どんな態度で取り組むかが注目される。

 

 激闘翌日の会見で大毅は「今はボクシングの『ボ』の字も考えたくない」と話した。計量直前の数日は完全に絶食だっただけに無理もないが、その一方で「やる気になれば、1か月後にでも試合できるよ」とも。自分の心がけ次第で「スイッチ」を入れることもできるというのはタフになった証拠だ。

 

 長兄でWBAバンタム級王者の興毅(26)、末弟でIBF同級王者となった和毅(22)との三兄弟の中で、大毅は最も王者でいることの価値を理解している。フライ級で2度、Sフライ級でも一回挑戦に失敗しての通算3敗は、1敗の興毅、無敗の和毅と比べると突出している。世界挑戦失敗を経験しているのも大毅だけとあって「1勝の重み、1敗の重みは俺が一番わかってる」。

 

 2011年12月、当時のWBAスーパーフライ級王者テーパリットに判定負けした後は引退を考えた。今回も「負けたらやめる」と決めて臨んだ。そんな気持ちが続けば「もっと強い王者になれると思う」。再挑戦まで1年9か月も待って、やっとベルトを手にしただけに「王者になったから、やる気出しますよ」と優等生発言で意欲を見せた。

 

 早ければ年内にも見込まれるV1戦は、関西で行われることが有力。そこでは「ニュー大毅」が見られるかもしれない。