日本ボクシング連盟・内田会長「五輪1年延期がベスト」平等な選考を訴える

2020年03月20日 17時33分

平等な選考を訴えた内田会長(右)

 日本ボクシング連盟は20日、都内で男女強化委員会を開き、東京五輪の開催国枠3人を選出した。代表に選ばれたのは男子フライ級の田中亮明(26=中京高教諭)、男子ライト級の成松大介(30=自衛隊)、男子ミドル級の森脇唯人(23=自衛隊)の3選手。すでに東京五輪アジア・オセアニア予選で出場権を獲得していた女子フライ級の並木月海(21=自衛隊)、女子フェザー級の入江聖奈(19=日体大)、男子ウエルター級の岡沢セオン(24=鹿児島県体協)を含め、計6選手が現段階で出場内定となった。

 だが、会見に出席した内田貞信会長(47)に笑顔はなかった。本来なら5月の世界最終予選で残り5人が決まる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会は白紙の状態。また、ヨーロッパ予選は開催中断となり、米国予選も中止となっている。内田会長は「私個人の意見」と前置きした上で「しっかり予選をやり、選手がベストな状態でできる方が五輪としてふさわしい。もし平等に力を発揮できるなら1年延期がベスト」と主張した。

 世界最終予選が白紙となった今、世界ランキングを基に選考する案が出ているが「世界ランキング自体が2018年のものしかない。引退している人、階級が違う人もいる。選手ファーストをIOCが掲げているなら、あり得ない」ときっぱり否定。あくまで平等な選考を訴えた。