【ボクシング】東京五輪内定選手「中止や延期は受け入れたくない」

2020年03月13日 20時37分

会見する(左から)岡沢セオン、並木月海、入江聖奈

 ボクシングの東京五輪アジア・オセアニア予選(ヨルダン・アンマン)を戦った日本選手団が13日、成田空港に帰国した。

 今大会準優勝でボクシング日本女子初の五輪出場を決めた女子フライ級の並木月海(21=自衛隊)と女子フェザー級の入江聖奈(19=日体大)、5位決定戦に勝利して初の五輪内定となった男子ウエルター級の岡沢セオン(24=鹿児島県体協)の3選手は新型コロナウイルス感染予防のためマスクを着用して凱旋。報告会見では笑顔で快挙の心境を語った。

 日本女子の五輪内定第1号となった入江は「史上初というのは名誉なこと。やるからには金メダルを目指したい」と語り、その数時間後に内定を決めた並木は「正直、ホッとしました。自力で枠をつかめたことがうれしい。何より東京五輪で金メダルを取りたい」と野望を口にした。ボクシング史に新たな1ページを刻んだ2人は「女子のアマチュアボクシングを少しでも有名にしたい」(並木)、「女子ボクシングをもっと盛んにしたい」(入江)と、業界の普及活動にも力を注いでいく。

 一方、新型コロナウイルスの影響で東京五輪の「延期」「中止」などが話題になっていることについて岡沢は「延期の可能性を聞いた時、一番最初に思ったのは出場権がどうなるのか? でも、東京五輪がある体でやることしかできない。中止や延期は受け入れたくない」と話し、並木も「五輪を目標にやってきたので(中止は)受け入れがたいです」とあくまで通常開催を望んだ。