【ボクシング】入江聖奈 女子で日本初の五輪出場

2020年03月10日 16時40分

“第1号ボクサー”の素顔は――。ボクシングの東京五輪アジア・オセアニア予選(ヨルダン・アンマン)女子フェザー級準々決勝で、昨年の世界選手権覇者ネスティー・ペテシオ(フィリピン)に4―1の判定で勝利した入江聖奈(19=日体大)が日本勢第1号で出場権を獲得。2012年ロンドン大会で採用されたボクシング女子で日本初の五輪出場となった。

 小学2年でボクシングを始め、高校1年で全日本選手権を制覇。夢舞台を現実にした入江は「今まで勝った試合の中で一番うれしい。世界女王に勝って決めることができて最高。東京五輪では絶対に金メダルを取りたい」と喜びを爆発させた。

 リングを下りると、チーム一の“イジられキャラ”に変身する。合宿中は先輩女子選手にお願いして大好きな、アニメ「とっとこハム太郎」の曲をスマホに落とし、練習場で流した。「ボクシングのリズムにも合うし、女子メンバーで盛り上がりました!」とノリノリだ。

 他の選手から「盛り上がっているのは入江だけ。みんな嫌がっている」と毒づかれても、ニコニコ顔で気にしない。持ち前の明るさは五輪本番でも日本チームを活気づかせるだろう。