【ボクシング】田中教仁は王座獲得ならず タイの屋外リングで“アウェーの洗礼”

2020年03月03日 18時14分

 ボクシングのWBA世界ミニマム級タイトルマッチが3日にタイ・ナコンサワン市で行われ、同級10位の田中教仁(のりひと、35=三迫)はスーパー王者のノックアウト・CPフレッシュマート(29=タイ)に0―3で判定負けして、王座獲得はならなかった。

 最高気温36度を記録した当地の屋外リングで、入場後も延々と続くセレモニーでゴングまで20分近く待たされる、タイ名物の“アウェーの洗礼”を受けた田中だが、1ラウンドは積極的に前に出る。

 だが王者のノックアウトも2ラウンドからすぐさま反撃を開始。3ラウンドには左フックを田中のアゴに打ち込んでダウンを奪った。

 このラウンドはゴングに救われた田中だったが、この後は防戦一方。4ラウンドはボディーを効かされて、ロープにもたれかかるような場面も見られた。

 中盤からはラウンド終了のたびに両手を上げて優勢をアピールする王者だが、過去20戦全勝の戦績もKOは7回。直近5度の防衛も判定勝利と「ノックアウト」のリングネームほどの決定力はなく、この後もダウンシーンはなし。

 それでも危なげない試合運びで、判定で勝利をモノにした。