八重樫予定通りの〝計量オーバー〟

2012年06月18日 18時00分

 世界ミニマム級王座統一戦(20日、大阪・ボディメーカーコロシアム)でWBC王者の井岡一翔(23=井岡)と対戦するWBA王者の八重樫東(29=大橋)が15日、意外な戦略を明かした。

 八重樫のウエートはリミットとなる47・6キロから700グラムオーバーにも「すべて予定通りです」と笑顔を浮かべた。その理由を大橋秀行会長(47)は「早めにリミットまで落とすと、胃や体が〝小さいこと〟に慣れてしまうんです」と説明した。

 ボクシングだけでなく、体重別の種目では前日計量から、試合までの間にどこまで体重を戻せるかも勝負の分かれ目。八重樫陣営では計量後に体重を増やしやすくするため、少量ながら食事を取り、胃が縮まらないようにする作戦。ただ計量前には一気にリミットまで落とすため、リスクも大きいという。

 加えて八重樫は予備検診では井岡よりリーチが6センチも短いことが判明。しかし「リーチがある(WBC世界スーパーフライ級王者)佐藤洋太とスパーリングしているので気になりません」とキッパリ。八重樫なりに万全の調整で、大阪に乗り込む。