【ボクシング】2年連続MVPの井上尚弥 発熱で表彰式欠席

2020年02月07日 15時41分

スピーチする村田

 ボクシングの「2019年度年間優秀選手表彰式」が7日、東京ドームホテルで行われ、MVPにはWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(26=大橋)が選ばれた。

 井上は2年連続3回目の受賞で、昨年11月に行われたWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)決勝のノニト・ドネア(37=フィリピン)戦が「年間最高試合」に選出されたのと合わせて2冠となった。

 ところが前日にグアムでの走り込み合宿から帰国した井上は「けさ(7日)7時ぐらいに、筋肉疲労で発熱した、と連絡があった」(大橋秀行会長)とのことで欠席。所属事務所を通じて「2年続けてこのような素晴らしい賞をいただき光栄です。2019年は僕自身すごく充実した年になりました。本日は体調不良で欠席になってしまい非常に残念ですが、きのうまでのグアム合宿では走り込みもしっかりできましたし、来たる4月25日の統一戦に向けて、この先も準備していきます」とのコメントを発表した。

 幸いインフルエンザではなく、来週から予定通りスパーリングを開始する見込みだという。

 この日は技能賞を初受賞したWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(30=Reason大貴)も欠席。そのため、殊勲賞とKO賞に選ばれたWBA世界ミドル級王者の村田諒太(34=帝拳)が受賞者を代表してスピーチした。

「控室で急にスピーチを頼まれて、何? と思いました。後で尚弥と一翔には文句を言わないと」と切り出して会場の笑いを取ると「今日表彰された選手たちは、今の時代、ただ王者でいればいいというものではない。皆が盛り上がる試合をして、そこにとどまるのではなく、さらに上をめざしていきたい」とボクシング界全体で話題を発信していくことを提起した。