【ボクシング】村田諒太 カネロ戦の情報錯綜にも平常心

2020年02月06日 16時30分

会見で笑顔の村田

 動いて、待つ。WBA世界ミドル級王者の村田諒太(34=帝拳)が、様々な情報が飛び交う“カネロ”サウル・アルバレス(29=メキシコ)との対戦について心境を語った。

「僕も皆さん(報道陣)の記事を読んで情報を知るぐらい。全然わからないです」。今夏に東京五輪が開催されるため7、8月の対戦実現はまずない。その前後いずれかとなっても、3~4か月以内か半年以上先とずいぶん違う。どちらになるかわからない状況で調整を強いられるのは酷に見える。それでも村田は「交渉のハンドルを握っているのは向こう」と愚痴をこぼすこともない。

 何しろ相手は2018年にスポーツ動画配信大手「DAZN」と結んだ11試合の契約だけで約400億円…という超大物だ。物事がカネロ中心に動くのは仕方ないことと割り切っている。

 それでも相手がアルバレスかは別として「5月や6月に試合があってもいいように、いつでもスパーリングをできる準備はしています」。近く走り込みのキャンプに行くことも検討中で、体を動かし臨戦態勢に近い状態をキープしていく。

 5日はスポーツギフティングサービス「Unlim」(アンリム)の設立会見に出席。ファンからの寄付(ギフティング)をもとにしてアスリートやチームへ金銭的サポートをしていく活動に「ボクシングも、せめて日本王者になったらドカンと(お金を)もらえるようになれば」と話した。