【ボクシング】世界初挑戦シントロン「井岡に勝てる可能性は100%以上あるよ!」

2019年12月28日 17時33分

練習を公開したシントロン

 大みそかに行われるボクシングのトリプル世界戦(東京・大田区総合体育館)で、WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(30=Reason大貴)に挑戦する、指名挑戦者1位のジェイビエール・シントロン(24=プエルトリコ)が28日、都内のジムで練習を公開した。

 シャドーやミット打ちなどで軽快な動きを見せたシントロンは「状態は非常にいい。世界タイトルは子供のころからの夢なので、試合が楽しみ」と意気込んだ。

 シントロンは世界初挑戦となるが、アマチュアでは200戦以上を経験しているともいわれており、プエルトリコ史上初の五輪2大会連続出場を果たした猛者。2017年のプロデビュー時には、米プロモート大手・トップランク社と契約を結んでいる。

 井岡の印象について「グレートなチャンピオン。だが、彼がどんな攻撃的なボクシングをしてきても対応できる練習はしてきた。勝てる可能性は100%以上あるよ!」と自信満々で必勝を誓った。

 一方、WBO世界フライ級V3戦に臨む田中恒成(24=畑中)に挑戦する、同級10位のウラン・トロハツ(26=中国)は「タナカという日本で有名な王者と試合ができるのをうれしく思っている。人生、キャリアをかけた最高のチャンスなので、ワクワクしている」と腕をぶした。

 トロハツは新疆ウイグル自治区出身で、少数民族であるカザフ族の選手。来日するのは3回目で、刺身を食べることが楽しみだという親日家だ。「生活を変えるためにボクシングを始めた」という“新疆の星”が初の世界戦でベルトを狙う。