ボクシングのWBC世界ライトフライ級タイトルマッチ(23日、横浜アリーナ)で7度目の防衛に成功した寺地拳四朗(27=BMB)が24日、都内のホテルで一夜明け会見を行った。

 4ラウンド1分8秒TKO勝ちした試合は、ややスロースタートに見える展開だったが「1、2ラウンドを慎重にいって、重いな、と思って。トレーナーにももう少し(前に)行った方がいいと言われたので」(拳四朗)3ラウンドからギアを上げてTKOにつなげたことを明かした。

 来年の抱負については防衛回数を「10にいきたい」と2桁に乗せることに意欲を見せ、父の寺地永会長(55)も「場所も相手も選ばない。強い相手と海外ででもやっていきたい」と国外進出を見据えていることを明かした。