ボクシングのトリプル世界戦(23日、横浜アリーナ)の公式会見が21日、都内で行われ、7度目の防衛戦に臨むWBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(27=BMB)は、今回からリングネームを本名に戻して戦うとあって「しっかり名前をアピールをしたい。いつも通りもらわず当てて、カウンター狙いでKOできたら」と話した。

 また約2年半ぶりの世界戦で、IBFフライ級王者モルティ・ムザラネ(37=南アフリカ)に挑む元3階級王者の八重樫東(36=大橋)は「このチャンスをくれた関係者の皆さまに感謝しています。世界王者だった時も常にチャレンジャーの気持ちで戦っていたので、僕にはこの立場が合っている」と意気込んだ。