女子ボクシング元世界王者・天海が語る「なでしこ秘話」

2013年07月25日 11時00分

リフティングを披露する天海

 女子ボクシングの元WBA女子世界スーパーフライ級王者の天海ツナミ(28=アルファ)が東アジアカップで3連覇を目指すなでしこジャパンにエールを送った。

 

 女子ボクシングが2008年に日本ボクシングコミッション(JBC)の管轄となってから初の世界王者になった天海は、神村学園高(鹿児島)ではサッカー部に在籍。1学年上で、なでしこジャパンGK福元美穂(29=岡山湯郷)とは寮で同室だった。

 

 天海自身は高1の時に左ヒザ、高3の時には右ヒザの靱帯を損傷し、大学入学後にサッカーをあきらめた。だが、08年北京五輪ベスト4、昨年のロンドン五輪銀メダルなど、なでしこジャパンで奮闘する福元の姿を見て大きな刺激を受けたという。

 

「とにかく真面目で努力家。常に目標が定まっていた人だった。今回の東アジアカップはもちろん、(2年後のカナダ女子)W杯でもまた世界一になってほしい。福元先輩だけでなく選手の皆さんはケガに気をつけて頑張って」と3連覇に大きな期待を寄せた。

 

 天海もなでしこに負けじと再び頂点を目指す。昨年7月に山口直子(35=白井・具志堅)に敗れて王座から陥落。3月のズリーナ・ムニョス(25)戦まで世界戦3連敗を喫したが、27日に再びメキシコに乗り込んで元IBF女子世界ジュニアフライ級王者のジェシカ・チャベス(25)と対戦する。

 

「山口さんとの試合から4連敗中なので、まずは勝たないと何も始まらない。敵地だから判定では勝てないので、KOで勝ちたい。周囲にいい影響を与えたい。勝てば露出も増える。なでしこジャパンとテレビで共演できるようになりたい」と天海はなでしこばりの活躍を誓った。