【ボクシング】寺地拳四朗 V7戦へ尚弥戦をヒントに

2019年12月12日 16時30分

軽快な動きを見せた拳四朗

 WBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(27=BMB)の進化が止まらない。

 元WBA同級暫定王者ランディ・ペタルコリン(27=フィリピン)との7度目の防衛戦(23日、横浜アリーナ)に向けて調整を進めているが、11日に都内のジムで公開された練習では、50センチほどの棒を持ったトレーナーとの距離感を確かめるかのような動きだった。

 もともと取り入れている練習法だが、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ、バンタム級トーナメント決勝での井上尚弥の試合を見て「(右眼窩底骨折で)二重に見える状態で勝っちゃうのはすごいですけど、ケガはしたくないなと思った」と、より距離感を意識するようになったという。

 そんな練習を重ね「(最適な)距離を見つけるのが早くなった」という。足を使うスタイルでリズムもつくれるようになったことで、縦の動きでプレッシャーをかけていくことに磨きがかかった。こうなると、距離感を間違えなければ怖いものはない。

 今回から「世界で通用するように」とリングネームを「拳四朗」から名字を付けた本名に変える。視線の先にあるのは元WBA同級王者の具志堅用高氏(64)が持つ日本記録、V13超えだが「自信はメッチャある」と豪快に宣言。今年最後の試合は通過点にすぎない。

【関連記事】