【ボクシング】岩佐 尚弥戦実現へ長期政権築く

2019年12月10日 16時30分

帰国した岩佐は世界ベルトを高々と掲げた

 IBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦(米ニューヨーク)を制し、王座に復帰した岩佐亮佑(29=セレス)が、“長期政権”樹立を誓っている。

 9日に凱旋帰国し「今回、米国で勝てて自信になった。(正規王者との)統一戦も必ず勝ちたい」と話して正規王者ダニエル・ローマン(29=米国)との戦いを見据えたが、岩佐の視線はそのはるか先にある。WOWOW中継で明かされた「(WBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者の)井上尚弥選手が階級を上げるまで待っていたい」との発言(本紙昨報)について、岩佐は「井上選手が階級を上げてくるんであれば、その時、チャンピオンでいたいっていうこと」と改めて本紙に説明した。

 続けて「今、『井上尚弥とやりたい』っていうのは僕はちょっと失礼だと思う。そんなレベルじゃないんで。もちろんやりたい気持ちはあるので、それなら自分がその(井上の挑戦を受ける)立場でいたい」ときっぱりとした口調で語った。

 ただ井上は現時点で、階級を上げることについては明言していない。現在の視界にあるのはバンタム級での主要4団体制覇で、上げるとしてもその後だろう。階級を上げてきた井上との対戦が実現したとしても、2~3年後になるかもしれない。つまり岩佐は、その間「正規王者であり続ける」と宣言したということだ。

“絶対王者”になるべく、まずは正規王座取りにすべてをかける。

【関連記事】