【ボクシング】岩佐がIBF世界スーパーバンタム級“王座”復帰 井上を待っているの真意

2019年12月09日 16時30分

“モンスター”が来るのを待つ! IBF世界スーパーバンタム級暫定王者となった岩佐亮佑(29=セレス)が、新たな野望を掲げた。

 王座決定戦(7日=日本時間8日、米ニューヨーク)で同級3位マーロン・タパレス(27=フィリピン)に11回1分9秒でTKO勝利。王座復帰を果たしたが、岩佐と親交があり、WOWOWの試合中継で解説を務めた元世界ランカーの亀海喜寛氏(37)は「岩佐君は『勝って(WBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者の)井上尚弥(26=大橋)選手が階級を上げるまで待っていたい』と言っていた」と注目発言を放った。

 その意味について「待てるポジションでいたいということ。井上選手と戦うにはタイトルを持つだけではなく、海外でも名前が売れているというポジションにいないとダメ。その高みに必ず行くっていう意志を持っての言葉じゃないですかね」と本紙に明かした。

 将来的に2人が戦う可能性はあるのか。亀海氏は「まだ階級も違うし、岩佐君はまだこれから正規王座戦(正規王者は米国のダニエル・ローマン)に挑まなければいけない」とした上で「いまやビッグネームの井上選手とはみんな戦いたがっている。すべての名声と多額のファイトマネーを持っていけますから。その中に割って入るっていうのは、簡単ではない」。

 確かにワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)優勝を成し遂げた井上は、その首を世界中から狙われている状態。対戦実現には時間がかかりそうだが、亀海氏の指摘通り岩佐自身はさらに世界でステップアップしていけばいいだけの話だ。亀海氏も「フィジカルトレは始めて2年。まだまだ成長します」。岩佐も「トレーニングしてきた自信があった」とコメントしており、“モンスター”との戦いを見据えて王者として進化する覚悟だ。

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