【ボクシング】田中恒成 大みそかのV3戦は井岡一翔戦への布石か

2019年11月20日 16時30分

田中は挑戦者のパネルの前でポーズ

 注目対決の“前哨戦”か。WBO世界フライ級王者の田中恒成(24=畑中)は、大みそかに東京・大田区総合体育館で同級12位のウラン・トロハツ(26=中国)とV3戦を行う。

 8月のV2戦後に「フライ級は次が最後」と話していた畑中清詞会長(52)は19日に「次の試合(大みそか)を見て決めます」とし、改めて階級変更を示唆した。田中が変えるのであれば、1つ上のスーパーフライ級となり、現在保持するWBOで同級チャンピオンを目指すのが“自然な流れ”と言えるだろう。

 そのWBO世界スーパーフライ級の現王者は日本人の井岡一翔(30=Reason大貴)だ。くしくも田中のV3戦と同日、同会場で初防衛戦を行う。それだけに、関係者の間では、近い将来に実現が期待される“日本人決戦”への「布石」との見方も広がっている。

 周囲の機運も高まる中、田中は試合に向けて「モチベーションが高く練習できる」とし「自分の試合に集中するだけ。しっかりボクシングを組み立てて、最後はKOに持っていけるようにしたい」とクールにコメントした。

 ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級覇者の井上尚弥(26=大橋)、WBA世界ミドル級王者・村田諒太(33=帝拳)に次ぐ人気と知名度を誇る2人には「ファンが期待する」カードの実現に向けて動いてほしいものだ。