【WBSS】井上尚弥 優勢オッズ意識しない「いつ何が起こるかわからない」

2019年11月06日 15時50分

健闘を誓う井上(左)とドネア

 ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝(7日、さいたまスーパーアリーナ)に臨む、WBA・IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(26=大橋)と、WBAスーパー王者ノニト・ドネア(36=フィリピン)が6日、都内のホテルで前日計量を行った。

 注目の体重は井上がリミットちょうどの53・5キロだったのに対し、ドネアは200グラムアンダーだった。

 井上は「計量もお互い無事に済んで、あとは最高の試合をするだけ。最高の気持ち」と世紀の決戦を楽しみにしている様子を見せ、「今後に向けての第一歩になる。しっかり勝ちたい」と意気込む。

 各ブックメーカーのオッズでは井上が圧倒的優勢とみられているが、「ボクシングはいつ何が起こるかわからない。そういうことは頭から外して戦いたい」と意識しないことを明言した。

 対するドネアは「自分が何をできるかは分かっている。オッズは考慮材料にはならない」ときっぱり。続けて「勝てば最強を証明することになる。全てにおいて対応できるよう、この試合に向けて自分のキャリアはあるのではないかと思っている」と並々ならぬ決意を述べた。

 一方、セミファイナルのWBCバンタム級タイトルマッチで正規王者のノルディ・ウバーリ(33=フランス)と統一戦を行う、暫定王者の弟・拓真(23=大橋)もリミットちょうどの53・5キロでパス。拓真は「とにかく早く試合がしたい。必ず正規王者になって兄につなげたい」と気合を入れた。