ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(30=Reason大貴)が、大みそかに東京・大田区総合体育館で同級1位のジェイビエール・シントロン(24=プエルトリコ)と対戦することが10日発表された。6月にこの王座を獲得し、国内初の4階級制覇を達成した一翔は、今回が初防衛戦となる。

 この日、都内のTBSで会見した一翔は「前回(王座獲得した)試合をしてから、今年も大みそかに試合をやりたいと思っていた。一年最後の日に試合ができるのは格闘家としても、ボクサーとしてもうれしいこと」と話した。

 6月の王座決定戦に続き、ランク1位との「指名試合」となったことを「一難去って、また一難」と表現したが、日本初の4階級制覇を達成したことで「男としての株も上がったと思う」と言った。

 8月に第1子が誕生してから初めてとなるリングでは、父親としても株も上げたいところだ。