日本人初WBO王座挑戦 清田の超異色経歴

2013年06月20日 16時00分

 WBO世界スーパーミドル級12位の清田祐三(29=フラッシュ赤羽)が、日本人ボクサーとして初めてWBO王座に挑む。王者ロバート・シュティークリッツ(31=ドイツ)との対戦は、ドイツ・ドレスデンでのアウェー戦(7月13日)。

 

 清田は「WBOのベルトは俺に似合うと思う。日本人王者第1号は渡せないぜって感じですね」と腕をぶす。亀田和毅(21=亀田)は8月1日にフィリピン・セブ島でWBOの世界バンタム級王座に挑戦するが、清田が勝てば「初のWBO王者」だけでなく「日本ボクシング史上最重量世界王者」の金字塔も打ち立てる。

 

 ただ、意外な問題点がある。リミット(76・2キロ)までの約10キロの減量が大変だという。今年3月には保持する東洋太平洋王座のV7戦を行う予定だったが、計量前日にサウナで倒れて1週間入院。試合は中止という大失態を犯した。今回は試合6日前に移動するが、清田は「減量してから飛行機に乗ると脱水症状が心配。飛行機はエコノミークラスですし…」。干からびた状態での長距離移動で、無事にリングに上がれるのか…という不安があるという。史上最重量王者を狙いながら、軽中量級並みに体重調整に苦心している。

 

 もともとサッカー(GK)をしており「俺は蹴りが強いから」とK―1に入門しようとして北海道から上京。結局、ボクシングに落ち着いたというユニークな経歴の持ち主は、ベストな体調でリングに上がり大金星を挙げられるか。