村田諒太 前日計量を一発パスも“ビッグマウス”はなし「自信があるから虚勢を張る必要もない」

2019年07月11日 14時21分

厳しい表情でポーズをとる村田(左)とブラント

 ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチ(12日、エディオンアリーナ大阪)の前日計量が11日、大阪市内のホテルで行われ、王者のロブ・ブラント(28=米国)は300グラムアンダーの72・2キロ。王座奪回をめざす同級4位の村田諒太(33=帝拳)は72・3キロでともに一発パスした。

「ほっとしてます。相手もパスしてくれたし」

 そう話した村田は、先に体重計に乗ったブラントがクリアしたことを確認すると小さく拍手。自身も無事にパスすると、ブラントと握手を交わした。

 あまり早く落としすぎない、が今回の減量のテーマだった。ボクサーというと試合の数週間前から飲まず食わずの過酷な減量をするイメージも持たれているが、それは過去の話。あまりに早く体重を落とすと練習のパフォーマンスが低下するため、食事をしっかり取りながら綿密に計算。前日夕方に軽く体を動かして、きっちりリミットに持っていった。

 昨年10月、ラスベガスで王座を奪われたブラント戦の前日計量後は「絶対に倒します」と言い切ったが、今回は“ビッグマウス”はなし。

 その理由を「自信があるし、やることをやってきたから、虚勢を張る必要もない」と説明した。

 報道陣への対応を終えると去り際には笑顔で「じゃ、明日もあさっても、よろしくお願いします」と言った。

 明日(12日)はもちろん試合のことだが「あさって」(13日)とは、勝利の後の一夜明け記者会見のこと。

「世界王者」となって土曜日も会見することを確信している。