京口紘人 判定Vで初防衛も試合内容に納得いかず「大変申し訳ございません」

2019年06月19日 21時46分

タナワット・ナコーン(左)にパンチを叩き込む京口絋人

 ボクシングWBA世界ライトフライ級タイトルマッチ(19日、千葉・幕張メッセ)は、スーパー王者・京口紘人(25=ワタナベ)が同級10位タナワット・ナコーン(26=タイ)に3―0で判定勝ちし、初防衛に成功した。

 苦戦の末につかんだ勝利だった。序盤から攻撃を仕掛けようと試みたが、ムエタイ出身のナコーンは簡単に倒れない。さらに、サウスポーとあって距離感にもうまく対応できず、左ジャブが当たらないシーンもあった。

 10ラウンドに右ストレートをヒットさせ、一瞬ふらついた相手をコーナーに追い込んで左右の連打を見舞ったが、ここでもダウンを奪うことができなかった。

 試合後、京口は開口一番「大変申し訳ございません」と反省。前日計量で「中盤までには倒せる」とKO宣言していたものの、有言実行とはいかず「圧倒するつもりがしょうもない試合をしてしまった」。

“難敵”となったナコーンについて「強さというよりも、やりにくさがあった。打たれ強さがあったし、ムエタイ出身だけに勢いを殺すようなディフェンスをした」と振り返った。続けて「これからはただ力任せにやるだけではなく、捨てパンチやフェイントを入れていかないといけない」とさらなる進化を誓った。

 今後については「いつか統一戦のようなビッグマッチがやりたい」と力強く語った。