村田諒太の“名参謀”アダムス氏が語るリベンジ策

2019年06月13日 18時05分

ケニー・アダムス氏(左)が見守る中、トレーニングに励む村田(右)

 ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチ(7月12日、エディオンアリーナ大阪)で王者のロブ・ブラント(28=米国)とのリターンマッチに臨む同級4位の村田諒太(33=帝拳)は13日、東京・新宿区の所属ジムで、プロアマ合わせ50人超の世界王者を育てたケニー・アダムス氏(78=米国)と練習を行った。

 米国代表アシスタントコーチとして1984年のロス五輪では9個、88年のソウル五輪では監督として3個の金メダルを獲得したアダムス氏。古くは元統一ヘビー級王者のイベンダー・ホリフィールド(56)から、最近では5階級制覇で現WBA世界バンタム級スーパー王者のノニト・ドネア(36=フィリピン)まで、プロだけで29人、五輪などのアマチュアを含めると実に50人超を「世界王者」にした。

 同氏は今週1週間、村田陣営に合流。主に作戦面でのアドバイスを送る。

「たとえスパーリングの内容が悪くてもネガティブなことは言わず『もっとこうしたらいい』とか言ってくれるのがいいですね。明るくていいです」と村田が評したアダムス氏は、ブラントへのリベンジを果たすポイントについて「1戦目(昨年10月)は待ちすぎた。相手が攻めてくるのを待つのではなく、怖がらずに前に行く。プレッシャー、プレッシャー、プレッシャー。そしてパンチだ」と高齢を感じさせない熱い口調で語った。

「ブラントの持ち味を出させない動きはできている。作戦がうまくいけば、倒せるチャンスもあるはず」という“名参謀”の言葉が真実になればいいが。