”クボタケ似”京口 魅せるボクシングでアピールだ

2019年06月13日 16時30分

京口は気合の入った表情でサンドバッグを打った

 世界王者の意地を見せる。WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(25=ワタナベ)が12日、同級10位タナワット・ナコーン(26=タイ)との初防衛戦(19日、千葉・幕張メッセ)に向けた練習を公開。2階級制覇王者は「ライトフライ級の体に仕上がってきた。この調子で本番に臨めば、自然と結果もついてくると思う」と調整は順調だ。

 ネット上ではサッカー日本代表で、18歳でデビューした“天才少年”MF久保建英(FC東京)と似ていると話題になったが「僕が2階級制覇しても、テレビの露出が増えたわけじゃないし、注目されている久保選手がうらやましい」との本音をチラリ。とはいえ「自分から『似ている』と話したら売名行為だと言われてしまう」と、世界王者のプライドできっちりリングでアピールするつもりだ。

 この日は元WBA&WBC世界スーパーウエルター級王者の輪島功一氏(76)の「かえる跳び」をほうふつとさせる、しゃがんでから打つパンチも披露。「見ている人に京口のボクシングって面白いと注目されるようになりたい」と、タナワット戦では“魅せるボクシング”を意識するのも、そうしたアピールの一環だ。「圧倒的な力を見せつけて勝ちたい」と誓った京口が、KOで“天才少年似のボクサー”からの脱却を目指す。