村田諒太に朗報 名参謀が合流

2019年06月07日 16時30分

村田はスパー相手のアリアス(左)とポーズを決めた

 次は最強の「頭脳」が加わる。ボクシングの前WBA世界ミドル級王者で同級3位の村田諒太(33=帝拳)が6日、都内で練習を公開。昨年10月にベルトを奪われた現王者ロブ・ブラント(28=米国)との再戦(7月12日、エディオンアリーナ大阪)に向け名参謀が合流することになった。

 9日に来日するケニー・アダムス氏(78)は、米国代表のコーチとしてロサンゼルスとソウルの両五輪で計12個の金メダルを獲得。育てた世界王者はプロだけで26人、五輪などのアマチュアを含めると、56人を世界の頂点に立たせた。
“教え子”はイベンダー・ホリフィールド(56)やロイ・ジョーンズ(50=いずれも米国)に、WBAスーパー王者で5階級制覇王者のノニト・ドネア(36=フィリピン)がいる。

 一方でマニー・パッキャオ(40=フィリピン)やフロイド・メイウェザー(42=米国)とは条件が合わずに指導を断ったこともある。

 アダムス氏は技術面ではなく戦略面のスペシャリスト。1週間にわたって陣営とブラント対策を練る予定だ。村田も「そろそろ作戦を考えないといけないんで、いいと思います」と歓迎する。

 先週には帝拳ジムの本田明彦会長(71)が「これまでの村田で一番いいスパーリングができた。あれが本番で出せればKOで勝てる」と太鼓判を押すまで調子を上げた。今週からはWBCミドル級8位の実力者、ルイス・アリアス(28=米国)もスパーリングパートナーとして合流する。リベンジがかかる一戦に向け、最高の準備が整った。