王座返り咲き目指す村田諒太に2人の“強力助っ人”

2019年06月06日 21時04分

スパーリングパートナーのルイス・アリアスと村田

 ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチ(7月12日、エディオンアリーナ大阪)で王座返り咲きを目指す同級ランキング3位の村田諒太(33=帝拳)に「最強の助っ人」たちが力を貸す。

 その一人は、今週からスパーリングパートナーに加わったWBC同級8位のルイス・アリアス(28=米国)。元WBA、IBF世界同級王者のダニエル・ジェイコブス(32=米国)とノンタイトル戦で対戦(判定負け)したこともある強豪は「村田と(帝拳ジムの)本田会長を助けるために来た」とキッパリ。昨年10月に村田から王座を奪った現王者のロブ・ブラント(28=米国)とは「アマチュア時代からの知り合いで弱点も知っている」とのことなので、頼もしい存在となりそうだ。

 そして来週は、米国代表のコーチとしてロス、ソウルの両五輪で計12個の金メダル獲得に貢献、プロで26人、アマチュアも合わせると56人の「世界王者」を指導したケニー・アダムス氏(78=米国)が来日して1週間滞在し、村田陣営とブラント戦に向けた対策を練ることになった。

 同氏は技術ではなく戦略面のスペシャリスト。ブラントにリベンジを果たすためには何をすべきかの意見を交換し、すり合わせることでより良い作戦を考え出すことが目的。直前で意見に相違があると混乱を招くことにもなりかねないが、試合まで約1か月のタイミングなら、十分に意見を交換し、その上で作戦を考えることができるというわけだ。

 先週は過去最高の内容のスパーリングをしたとのことだが、6日の練習ではやや疲れた様子も見せた。

 それでも、前日に8ラウンドの濃いスパーリングをしたことが原因と分かっているため「疲れている日があってもいいと思います。ボクシングの調子はいいので」と明るい表情で話す。

 最強のパートナーと参謀を得て、いよいよ決戦へのカウントダウンも本格化していく。