伊藤雅雪 大差の判定負けで2度目の防衛に失敗

2019年05月26日 13時57分

【フロリダ州キシミー25日(日本時間26日)発】ボクシングのWBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(28=横浜光)が、同級9位の挑戦者ジャメル・へリング(33=米国)に0―3の判定で敗れ、2度目の防衛に失敗した。

 立ち上がりからヘリングが伸びるストレートで自分の距離をキープ。サウスポーの挑戦者に対し、伊藤はジャブを出すことができず、右を打つと右で合わされ、バランスを崩すシーンも。単発のパンチを当ててもすぐさま返しを被弾するシーンが目立ち、ポイントはどんどん離れていった。ジャッジの採点は8点差が2人、6点差が1人と大差がついた。

 週明けの5月の最終月曜日は「戦没将兵追悼記念日(メモリアル・デー)」の祝日ということで、海兵隊員として2度イラクに派兵されたへリングの応援のために、会場には多くの軍人が駆けつけた。

 また、この試合の勝者と統一戦を行うことを希望しているWBC同級王者ミゲル・ベルチェルト(27=メキシコ)も観戦に訪れ、伊藤としては念願のビッグマッチ実現の可能性が目の前にブラ下げられている状況での戦いだったが、昨年7月に王座を獲得した地で、ベルトを失う結果になってしまった。