東京五輪でボクシングの存続が決まったことに、日本連盟の会長を昨年8月に辞任した山根明氏(79)は「感動しましたよ。古代オリンピックから存在する競技が東京で開催するんだから僕は幸せ、みんなも幸せ」と喜んだ。吉報を知ったのは深夜2時で「眠かったけど、ずっと起きて待っていた。アルコールも一切、口にしていません!」と注目していたという。

 東京五輪は「当然一般人として自分のカネでチケットを購入して観戦したい」と語った上で、最後は「会長兼強化委員長としてロンドン五輪で48年ぶり金メダル(村田諒太)という歴史をつくった。だから第一線から退いたことに悔いはない。そこに男・山根の誇りがある」と力強い言葉で締めた。