黒田雅之6年ぶり世界戦へ ジム会長の“イジメ”トレで精神面強化

2019年05月06日 16時55分

黒田雅之(左)と新田渉世会長

 ボクシングのIBF世界フライ級4位・黒田雅之(32=川崎新田)が同級王者モルティ・ムザラネ(36=南アフリカ)とのタイトルマッチ(13日、東京・後楽園ホール)に向け、6日、神奈川・川崎市内の所属ジムで公開練習を行った。

 シャドー、マススパーリング、ミット打ち、縄跳びなどで約1時間汗を流し、順調な仕上がりを見せた黒田は「やるべきことに集中できている。いい意味で第三者の視点に立てている」と落ち着き払った様子で語った。

 2013年2月にファン・カルロス・レベコ(35=アルゼンチン)の持つWBAフライ級王座に挑んで以来(判定負け)、2度目の世界挑戦になる。6年前について問われると「地に足がついてなかった」と振り返った。

 同席した新田渉世会長(51)によると「課題は精神的な部分だった。どんな状況に追い込まれても、たくましくはね返す強さを身につけるということで日ごろ意地悪をした」という。中身は「待ち合わせの時間をしょっちゅう変更したり、夜中に呼び出したり、一つひとつの言動に文句をつけたり」というもの。

 一風変わったメンタルトレで「動じなくなった」という黒田が王座奪取を目指す。