井岡一翔 6・19再起戦で4階級制覇に再挑戦「ストーリーの続きを完結させたい」

2019年04月19日 13時52分

 ボクシングのReason大貴ジムは19日、埼玉・越谷市の同ジムで会見を行い、所属するWBO世界スーパーフライ級2位の井岡一翔(30)が6月19日に千葉・幕張メッセで同級1位のアストン・パリクテ(28=フィリピン)を相手にWBO世界Sフライ級の王座決定戦を行うことを発表した。一翔はこの試合に勝てば日本初の4階級制覇となる。

 一翔は昨年大みそかにマカオでドニー・ニエテス(36=フィリピン)相手に同じタイトルをかけて王座決定戦を行ったものの、1―2で判定負け。勝ったニエテスが2月に王座を返上したため、一翔は再起戦を挟まずに王座決定戦に臨むことになった。

 会見した一翔は「再起戦で4階級挑戦できるとは思わなかった。前回のストーリーの続きを完結させたい。背水の陣。後がないものと思ってやる」と意気込みを語った。

 一昨年大みそかに「引退届」を提出した一翔は、米国を拠点に活動していたが、先月にJBC(日本ボクシングコミッション)にライセンスの再交付を申請。Reason大貴ジム所属選手となり、今回は約2年2か月ぶりの国内での試合となる。

 2011年2月に、当時の国内最速となる7戦目で世界王者(WBCミニマム級)となった一翔も、先月で30歳となった。

 このことを振り返りつつ「21歳で世界王者になった時は、30歳で現役やっているかは想像がつかなかった。人としてもボクサーとしても節目になるので『30代の切符』をつかみ取るために(4階級制覇の)偉業を成し遂げたい」と語った。