王者・井上尚弥 新元号「令和」に最初の歴史刻む「熱い試合を」

2019年04月01日 17時21分

雪の舞う山中湖畔でシャドーボクシングを披露する井上

 WBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25=大橋)が1日、雪の山中湖で走り込みトレーニングを開始した。

 まるでエープリルフールの“だまし”記事のようだが、これはガチだ。この日午後、報道陣の取材対応の予定時刻近くになると、山中湖地方は突然、雪が本降りになった。

 そのため予定していた1周約13キロの湖畔ラン&階段トレを中止。室内のプールトレーニングに切り替えることが関係者から一度は発表された。

 だが予定時刻になって「雪、やんじゃいましたよ」と苦笑いしながら宿舎のロビーに現れた王者はランニング用のウエア姿。あっという間に晴れ間がのぞくほど天候が回復したため、山中湖1周に向かった。

 ところが状況はまたも一変する。湖を半周もしないうちに、まるで真冬の北国のような勢いで再び雪が降り出し、さすがにランニングは中止。急いで宿舎に戻ってプールトレに切り替えるドタバタ劇となった。

 今回の合宿は正味3日間と短い。それでも来月18日に英国・グラスゴーで行われる「ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ」(WBSS)準決勝、IBF世界バンタム級王者エマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)戦に向けて「気持ちがへこむぐらいキツいものですけど、ここでしっかり走り込めば、またメンタルが強くなる」と意義を説明した。

 昼前に新元号「令和」が発表された瞬間は、テレビで見たという。平成から切り替わって間もないタイミングでの試合に「『令和初○○』ってなれば、後々語り継がれるでしょうから、そうなるように熱い試合をしますよ」とキッパリ。初の英国のリングでどんなファイトを見せてくれるか楽しみだ。

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