【ボクシング】元3階級制覇王者・井岡一翔 大みそかにビッグな構想

2019年03月28日 16時30分

国内復帰に向けて動き出した一翔

 元3階級制覇王者の井岡一翔(30)が27日に都内で記者会見し、日本ボクシングコミッション(JBC)に対し、ライセンスの再交付を申請したと発表した。発給後の所属はReason大貴ジム(埼玉)で「JBCと話し、ライセンスを取得して日本で試合ができる方がいいとなったので」と理由を説明した。

 日本では引退扱いだった一翔は、昨年大みそかにマカオで4階級制覇に挑んだものの、判定負けを喫した。しかも事実上、TBSが主催した興行は赤字だったという。不慣れな海外で利益の出ないイベントを続けるのは困難なため、再び国内で試合をするために資格取得に乗り出した。

 目標に掲げる4階級制覇の実現に向けて再始動する。すでに6月中旬に首都圏で再起戦を行う予定で、WBO世界スーパーフライ級の王座決定戦となる可能性が高い。ただ大阪出身の一翔がプロ3度目ながらも、なじみの薄い関東で、どれだけの観客を動員できるのか。今後も戦いを続けるために重要な要素になる。

 またサポートするTBSは再起戦に勝てば、他団体との統一戦を大みそか興行のメインに据える構想だ。24日に30歳になった一翔は「20代で3階級制覇を達成して終わりを迎えたのかなと思って一度引退した。30代は大きな野望を持ってやりたい」。三十路最初の試合が今後のボクシング人生を左右する。