井岡一翔が国内復帰へ 6月に東京で4階級制覇狙う

2019年03月27日 16時15分

会見する井岡一翔

 ボクシングの元世界3階級王者・井岡一翔(30)が27日、東京・後楽園ホールで会見し、引退状態となっていた日本ボクシングコミッション(JBC)に対して、ライセンスの再交付を申請したことを明らかにした。ライセンスが発給された後の所属は、一昨年末の引退前に所属していた父・一法氏(51)が会長を務める井岡ジムではなく、Reason大貴ジム(埼玉・越谷市)になる見込み。

 一翔は「これまでやっていたのと同じように、海外で強い選手とやっていくのは変わらないけど、JBCと話して今の(国内で引退扱いの)状態でやっていくよりもライセンスを取得して、日本で試合ができるようになった方がいいとのことなので」と再取得申請の理由を話した。

 一昨年の引退は、一法会長との確執が理由と言われたが「父も今回のことを理解してくださってる」。またReason大貴ジムの瀬端幸男会長の元には、一法会長から「一翔のことをよろしく頼みます」と連絡があったという。

 一翔は2011年2月に、当時の国内最速記録となる7戦目で世界王座(WBCミニマム級)を獲得。翌年6月にはWBA同級王者・八重樫東(36=大橋)に判定勝ちして、日本初の統一王者になった。

 15年4月にはWBAフライ級王者となって3階級制覇を達成したものの、5度の防衛後に王座を返上。17年末にJBCに引退届を提出した。

 その後は引退を撤回して海外を主戦場にし、昨年大みそかにはマカオで4階級制覇に挑んだものの失敗。JBCのライセンスが発給されて日本のジム所属選手になれば、国内で試合をすることが可能となる。

 6月中旬に首都圏で開催される方向の「再起戦」は4階級制覇をかけて、WBOスーパーフライ級の王座決定戦となる可能性がある。