王者・田中恒成 改めて田口に感謝「対戦しておいてよかった」

2019年03月17日 13時26分

一夜明け会見を行った田中恒成

 WBO世界フライ級王座の初防衛に成功した王者・田中恒成(23=畑中)が17日、名古屋市内のCBCテレビで一夜明け会見に臨んだ。

 前日(16日)行われた元WBA&IBF統一世界ライトフライ級王者の田口良一(32=ワタナベ)との一戦はまさに激闘。腫れた顔をサングラスで隠して現れた王者は、昨年9月に王座を奪った木村翔(30=青木)戦よりは腫れていないとしながらも「試合のビデオを一度見ましたけど、ほぼ反省点ばかりで納得はいってません。『×に近い△』という感じです」と厳しく自己評価した。

 それでも「試合が終わってすぐ課題が思いつくというのは、それだけ冷静にできていたということ。それは収穫ですかね」とも話した。

 試合終了のゴング後、リング上でハグした際に自力で立つこともおぼつかず、もたれかかってくるほど死力を尽くして戦ってきてくれた挑戦者に対しては「本当に(田口戦を)望んでよかった。自分のボクシングキャリアにおいて、対戦しておいてよかったという試合になりました」と改めて感謝の気持ちを示した。

 19日には中京大学の卒業式が控える。学生とプロボクサーの二足のわらじをはき続けたことで、本来の4年間より1年多くかかったため「同級生はいないので、一人で喜びます」と話して笑いを誘った。