【ボクシング】WBO世界フライ級王者・田中恒成に挑戦 田口“電光石火”のベルト取り画策

2019年03月14日 16時30分

 WBO世界フライ級タイトルマッチ(16日、岐阜メモリアルセンター)で王者の田中恒成(23=畑中)に挑む元WBA&IBF統一世界ライトフライ級王者の田口良一(32=ワタナベ)が“電光石火”でのベルト取りを画策している。

 両者は13日、「ぎりぎりまでこっちで調整したいし、向こう(名古屋)に行く必要もない」(ワタナベジム・渡辺均会長)と名古屋と東京都内で、それぞれ予備検診を行った。田口が敵地に乗り込むのも「ぎりぎり」だ。試合前日の15日には午後1時半から名古屋で調印式と前日計量が行われるが、田口陣営は午前中に当日移動。16日はゴングが午後4時すぎで、最長でも5時には終わり、試合後はすぐに帰京。前後を入れてもアウェーの地には30時間もいないことになる。

 検診では挑戦者がリーチで9・5センチ上回った。別々に計測したためどこまで正確かは疑問だが、田口は「打ち合いになると思うので(リーチの)差が出る試合にはならないと思います」。データ上の“優位”に頼って距離を取るのではなく、真っ向勝負で倒しにいく決意だけに、さらに早期決着の可能性もある。

 一方で身長、胸囲も数値が下回った田中は「自分は足がしっかりしている。上がデカいか、下がデカいかの差」と意に介さない。300キロ超離れて火花を散らした両雄はどんなファイトを見せるのか。