WBO前世界王者・木村翔が現役続行「またベルトが欲しい」

2019年02月19日 14時55分

現役続行を発表した木村翔

 ボクシングの前WBO世界フライ級王者・木村翔(30=青木)が19日、東京・文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で会見し、現役続行を正式に発表した。

 昨年9月にWBOフライ級王座V3戦で田中恒成(23=畑中)に判定負けした木村は、昨年の「年間最高試合」にも選ばれた激闘の反動からか「その後すぐは本当にやめよう(引退しよう)と思って、2か月ぐらいは遊んでました」と振り返る。

 だが「負けたことで、いろいろな人が応援してくれることが分かったし、負けてから応援してくれる人が増えたような気がする」(木村)といったこともあって、年末には復帰を決意して練習を再開。この日の正式発表となった。

 遊んでいる時期は体重を気にすることもなかったというが、もともと太りにくい体質のため、それほど増えることもなかった。

 さすがに練習再開直後は思うように体が動かなかったというが「またベルトが欲しいので、しっかり練習してます。チャンスがあるなら(階級は)上でも下でもいい」との決意だ。

 2017年7月に北京&ロンドン五輪金メダリストの「中国の英雄」ゾウ・シミン(37)を破って王座を獲得し、昨年12月には中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」のアカウント・フェスティバルで「日中スポーツ貢献賞」に選ばれた木村は、中国で絶大な人気を誇る。

 そのため次戦は3月ごろに中国で行う予定。「自分に足りないところをプラスして『進化した木村翔』を見せたいですね」と再起への意気込みを語った。