【ボクシング】拳四朗 全米放送デビューも

2018年12月28日 16時30分

拳四朗(左)はポスターの前でファレスとポーズをとった

 WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ(30日、東京・大田区総合体育館)で5度目の防衛戦を行う拳四朗(26=BMB)に“全米デビュー”の可能性が高まった。

 拳四朗の試合は当初、同日のトリプル戦のセミで行われる予定だったが、井上尚弥(25)の弟、拓真(23=いずれも大橋)の世界初挑戦と入れ替わって1つ前に。生放送枠から外れ、オンエアされるかはメインのWBO世界スーパーフェザー王者、伊藤雅雪(27=伴流)のV1戦と拓真の試合がどれだけ早く終わるかという扱いになっていた。

 そこに救いの神?が現れた。それが、今回の興行を米国で中継する「ESPNプラス」だ。

 この日は同局から依頼された関係者が、放送での選手紹介用の詳細情報を確保。内容はボクシングを始めた年齢やきっかけ、憧れのボクサーなどの基本的なもので、関係者は同時に拓真の情報も仕入れた。王座奪取が7月のフロリダだった伊藤については、すでに米側も把握しているようだ。これらの行動は放送が前提だけに、もしかしたら日本の放送では見られなかったのに、米国では華麗に“デビュー”の可能性もある。

 この日の予備検診で初対面した相手のサウル・フアレス(28=メキシコ)は、身長が自身より12・5センチ低い151・5センチとあって「ここまで小さいとは思いませんでした」と話したのに続いて「絶対にKOで勝ちます」と言い切った。試合が行われるのは米国時間の30日早朝。眠い目をこすって視聴してくれるファンの目を覚ます勝利を届けられるか。