【ボクシング】アルバレスがTKOで3階級制覇 次戦は再びミドル級へ

2018年12月16日 19時21分

フィールディング(右)をTKOで下したアルバレス(AP)

【ニューヨーク15日(日本時間16日)発】ボクシングのWBA世界スーパーミドル級タイトルマッチがマジソン・スクエアガーデンで行われ、“カネロ”ことサウル・アルバレス(28=メキシコ)が王者ロッキー・フィールディング(31=英国)を3ラウンド2分38秒、TKOで下して3階級制覇に成功した。

 9月にゲンナジー・ゴロフキン(37=カザフスタン)から奪った、WBAスーパー&WBC世界ミドル級タイトルを保持したまま戦ったアルバレス。身長とリーチともに自身を10センチ以上も上回る相手にどんなファイトを見せるのか注目されたが、1ラウンドの中盤に左ボディーで最初のダウンを奪った。

 被弾してから一瞬の間を置いてひざまずいたフィールディングのダメージは明らか。ここからは完全にアルバレスが主導権を握る展開になり、2ラウンド終了間際にも、やはり左ボディーで2度目のダウンを奪う。

 これでフィールディングが前がかりになったため、アルバレスにとって身長やリーチの差は事実上なくなり、顔面にもパンチが当たるようになる。3ラウンドに奪ったひとつ目のダウンも、ガードの外側から顔面にヒットさせた右フックによるものだった。

 なんとか立ち上がった王者に左フックとボディーの連打を浴びせてダウンさせると、ついにレフェリーが試合を止めた。

 10月に動画配信サービスの「DAZN」(ダゾーン)と11試合で総額3億6500万ドル(約400億円)の超大型契約を結んでから最初の試合で、文句なしの強さを見せつけたアルバレス。次戦はミドル級に戻り、5月にラスベガスでの開催が見込まれている。