【ボクシング】王座陥落の村田諒太 完敗認める「右を完全に読まれていた」

2018年10月21日 15時00分

ブラント(右)の強烈なパンチを浴びた村田(AP)

【ネバダ州ラスベガス20日(日本時間21日)発】当地のパークシアターで行われたWBA世界ミドル級タイトルマッチで、王者・村田諒太(32=帝拳)は挑戦者の同級3位ロブ・ブラント(28=米国)に判定0―3で敗れ、王座から陥落。試合後の村田は完敗を認めた。

「倒せるチャンスで倒せなかった。完敗ですね」。採点では110―118、109―119、109―119とジャッジ3人とも大差をつけたが「点数、何点だろうが、負けは負け。(大差を)つけられてもおかしくない。ブラントは速かった。インテリジェンスで上だった。打ち終わりを研究していた。自分のボクシングの幅の狭さ。ベストは尽くした。(採点を聞いて)負けたと思ってたので、負けたなと」と潔く話した。

 自身のコンディションについては「良かった」とし「一発のダメージはないけど、蓄積されていたので、11ラウンドはふらついていたし。右を完全に読まれていた。(ブラントは)もうちょっと遅くてスタミナ切れするかと思っていた」と相手の研究が上回っていたという。

 今後に関しては「再戦を要求するような内容じゃないので、僕が言うことじゃない。今後は考えられない。今すぐどうというものではない」と語るにとどめた。

 一方、村田をプロモートする米トップランク社のボブ・アラムCEO(86)は「ダイレクトリマッチの可能性はもちろんある。3~4月に日本で。(帝拳ジムの)本田(明彦)会長と話し合う」と早くも再戦の可能性について言及し「リマッチの結果は違うものになる可能性はある。違う作戦を立てるだろうから」と述べた。