【ボクシング】村田諒太 0―3判定負けで王座陥落

2018年10月21日 13時50分

ロブ・ブラント(右)に判定で敗れた村田(AP)

【ネバダ州ラスベガス20日(日本時間21日)発】当地のパークシアターでWBA世界ミドル級タイトルマッチが行われ、王者・村田諒太(32=帝拳)が同級3位ロブ・ブラント(28=米国)に判定0―3で敗れ、2度目の防衛に失敗した。

 村田にとって海外での世界戦は初めて。さらにアウェーでの防衛戦、動画配信サービス「DAZN(ダゾーン)」が独占生中継するとあって、大きなプレッシャーがかかる一戦となった。

 1、2回は「判定勝ち狙い」を公言していたブラントが予想に反して積極的に前に出る展開。会場の「USA」コールを背に、王者にジャブから回転のいい連打を浴びせて先手を奪った。

 村田は3回から徐々に逆襲開始。得意の右ストレートと左ボディーをヒットさせて、ブラントのスピードを止めにかかった。5回にはワンツーから右を放ってラッシュを仕掛け、見せ場をつくった。7回には接近戦で前に出るが、ブラントは細かいパンチを返してペースを譲らない。村田の右を徹底的に封じてスピードを落とさず、パンチを打ち続けた。

 細かい手数でポイントを奪っていくブラントを村田は最後まで仕留め切れず、大差の判定をつけられた。