東大女子プロボクサー3月3日デビュー

2013年02月23日 16時00分

 日本ボクシング界に新たな歴史が誕生した。東京で行われた女子ボクシングのプロテスト(1月30日)で、史上初めて現役女子東大生が合格。東京大学農学部在学中の石田しほり(23=アルファ)はわずか3か月の練習期間でプロボクサーとなった。恋もおしゃれも大好きな女の子がなぜ東大生とプロボクサーの“二刀流”に挑戦したのか。3月3日に決まった東京・後楽園ホールでのデビュー戦(VS大石久美=ワタナベ)を前に、その素顔に迫った。

 ――ボクシングを始めたきっかけは

 石田:高校生の時、ちょっとダイエットしたいと思っていたら、ちょうど実家の近くにジムができたんです。ボクササイズなんていいかな、と思って何となくジムに入ったのが最初です。それまでボクシングなんて見たこともなかったし、男子のボクサーも亀田三兄弟くらいしか知らなかったんですから。

 ――ダイエットなら他の手段もあったのでは

 石田:5歳の時から17年間もバレエをやっていて、上品なバレエも飽きたので正反対のことをやりたいと思っていたんです。ただ、もともとスポーツは苦手で、学校の体育の授業にもついて行けない感じでした。でも、ボクササイズなら自分のペースでやれるし、殴られることもないからいいかなと。

 ――プロになると決めたのは

 石田:東大入学が決まり、一人暮らしをするからそれまで通っていたジムを辞めて、今のジムに入ったんです。ここでも最初はまだダイエット感覚だったんだけど、昨年7月に天海ツナミさん(28=前WBA女子世界スーパーフライ級王者)の試合を見に行ったら、すごくカッコよくて私もやってみたくなった。それで10月からちゃんと練習を始めました。

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