IBF王者・岩佐 ボクシング界のイメージ刷新だ

2018年08月09日 16時30分

岩佐はテニスボールをパンチで打ち返す練習を披露した

 IBF世界スーパーバンタム級王者の岩佐亮佑(28=セレス)がボクシング界のイメージ悪化にストップをかける。

 同級1位の無敗サウスポー、TJ・ドヘニー(31=アイルランド)とのV2戦(16日、東京・後楽園ホール)に向けて8日、千葉・柏市のセレスジムで練習を公開した。スパーリングやテニスボールを打ち返すトレーニングを披露し、仕上がりは順調だ。「今のところ絶好調。日本記録を超えたい」と話し、具志堅用高氏(63)の持つ13回の連続防衛日本記録の更新に早くも意欲を見せた。

 一方、報道陣に「本当忙しい中、集まっていただいてありがとうございました」と申し訳なさそうに訴えた。アマチュアを統括する日本ボクシング連盟の不祥事でボクシング界は大揺れだ。

 感想を問われた岩佐は「アマチュアとプロはちょっと違う。でも同じ名前を使っている以上はイメージを一緒にされてもしょうがない」と胸中を吐露。続けて「ボクシングの素晴らしさとかをボクが訴えるのはアレかもしれないですけど…ボクが一生懸命やるだけですかね。きれいなリングで一生懸命やって、その姿を一般の人に見せられたらいいなと思います」と話した。口ではなく、結果と内容でボクシング界の“浄化”を後押しするということだ。

 サウスポーには過去2敗しており、鬼門になっているが、下半身を強化してきた岩佐は秘策も用意。セレス小林会長(43)は「今までにないようなパンチもちょっとやっている。それが当たれば、というのがある。フィジカルが強くなったから打てるパンチがある」と意味深に予告。岩佐は難敵を沈めることができるか。