村田諒太 山根会長のコメント「何一つ気にしていない」

2018年08月06日 11時30分

村田諒太

 助成金の流用や不正判定、元暴力団組長との交際報道や本紙既報の“恫喝発言”など数々の疑惑が浮上した日本ボクシング連盟の山根明会長(78)の包囲網がますます厳しくなっている。

 この問題について日本オリンピック委員会(JOC)などに告発状を送った「日本ボクシングを再興する会」が8日に会見する予定だが、ロンドン五輪金メダリストでWBA世界ミドル級王者の村田諒太(32=帝拳)が4日に自身のフェイスブック(FB)を更新。これまでもFB上で同連盟の対応を批判してきた村田は「そもそも僕は第三者として意見を言っただけで、この件を訴えた側でもなんでもありません」としつつ「勿論、再興する会を支持していますが、何より現役アマチュアボクサー達にとって良い環境になるように、願うところはそれだけです」とつづり、「再興する会」への支持を表明した。これまでの批判に山根会長が不快感を示すコメントを出したことなどにも「何一つ気にしていないので大丈夫です。笑」(FB原文ママ)と記している。

 こうした村田の姿勢に、ネット上では「村田選手を応援します」「村田選手のほうが山根会長より大人」「山根会長は潔く辞めてほしい」などと、世界王者を支持する声が圧倒的だ。

 もともと「再興する会」は世論の喚起を目的に告発状を提出していた。山根会長が強気な姿勢を続ける裏には、日本ボクシング連盟が一般社団法人で、公益法人ではないことから内閣府など国の機関が関与しにくいという背景もあるとされる。そうしたなかで「再興する会」の狙い通り、世論は山根会長不支持が大勢を占めている。村田の“援護射撃”が効いているのは間違いない。

 山根会長は連日、メディアの取材に声を荒らげて諸問題に反論。辞任についても繰り返し否定し続けているが、今後は世論を受けた関係各所からの“辞任圧力”も強まりそうだ。