WBO世界ミニマム級王者・山中のV2キーワード

2018年07月13日 12時00分

 ボクシングのWBO世界ミニマム級タイトルマッチ(13日、神戸市立中央体育館)に臨む王者の山中竜也(23=真正)が12日、V2へのキーワードに「おはぎ」と「自転車通勤」を挙げた。

 本番を翌日に控えた王者は落ち着き払っていた。その理由を「おはぎ」という意外な勝負飯があるからだと明かす。「和菓子を食べると気持ち的にもエネルギーになりそうなので」。栄養豊富な小豆(あんこ)と炭水化物(もち米)を同時摂取することでパワーをため込める。

 さらに試合会場が自宅から近いこともあり「自転車で行きます」。昨夏の王座獲得は熊本で、3月に神戸で行われたV1戦も今回とは会場が違ったため車を利用した。だが「近いのに迎えに来てもらうのも何だか…」と逆に気を使ってしまうということで固辞した経緯があった。神戸市立中央体育館での過去の試合では常に愛用の自転車で会場入りしており、自然体で戦いの舞台に向かうことでリラックス効果が期待できそうだ。

 前日軽量では挑戦者で同級3位のビック・サルダール(27=フィリピン)とともに定刻の30分近く前に姿を見せて、はかりに乗った。最近は計量失敗が頻発しているだけに「まさか?」と緊張感が走ったが、山中は100グラム、サルダールも200グラムアンダーで一発パスした。

 3月のV1戦は当時同級4位のモイセス・カジェロス(29=メキシコ)が8ラウンド終了後に棄権したことによるTKO勝ちだった。「前回より厳しい試合になると思うので、気持ちで負けないようにしたい」。気合を入れ直した王者が豪快な勝利を狙う。