
ボクシング、WBA世界ミドル級王者の村田諒太(32=帝拳)が28日、沖縄・国頭村で行っているトレーニングキャンプを公開した。
25日からのキャンプに合わせるように梅雨が明けた沖縄の熱い太陽の下で、村田は朝7時前から午前の部の走り込みを開始した。
この日のメニューは山中でのクロスカントリーだったものの、前日に行った1キロのインターバル走では「3分4秒で走ることができたんです。これまでの自己ベストが3分12秒だったから、驚異的ですよ」と村田はうれしそうに話す。
9~10月ごろが見込まれるV2戦の詳細はまだ決まっておらず「今回のキャンプの目的は『ベース作り』」というものの、4月15日のV1戦後のオフ期間もきちんと体調管理をしていたことをうかがわせた。
今回のキャンプは7月2日までの予定。V2戦はラスベガス開催が見込まれ、世界王者として初めて上がる本場のリングでの戦いに向け、村田がいよいよスイッチを入れた。