【ボクシング】ネリが年内復帰? 井上尚弥と頂上決戦も

2018年06月20日 16時30分

ルイス・ネリ

 ボクシングのWBCは18日、引退した山中慎介氏(35)の現役最後の試合となった3月1日のWBC世界バンタム級タイトルマッチで体重超過のために王座剥奪となったルイス・ネリ(23=メキシコ、顔写真)を6か月の資格停止とすると発表した。期間は山中戦から起算され、9月1日まで。

 ネリは山中戦の前日計量で2・3キロの大オーバーだった。はなからリミットに落とす気がなかったともとれる蛮行に、日本ボクシングコミッション(JBC)は日本でのボクシング活動を永久に停止させると発表。WBCも「無期限」の出場停止処分を科した。

 その後、WBCはネリを聴取し最終的な処分を検討。WBCが選定した栄養士などの指導の下で、今後もバンタム級で戦うことが適正かどうかのプログラムを、費用を本人が負担して受ける条件を付けて処分期間が6か月となった。順調にプログラムをこなせば、WBCは現在抹消されている世界ランキングについても復帰時に救済措置をとることを示唆する。

 そうなると、WBA世界バンタム級王者の“怪物”井上尚弥(25=大橋)も出場予定の「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ」(WBSS)への参戦が気になるところ。WBSSは昨年から今年にかけての第1回大会をクルーザー級とスーパーミドル級で開催中で、賞金総額が約50億円。今秋からの第2回はバンタム級でも開催され、井上ら4団体の王者とランク上位者の計8人が出場。そこにネリが入ってくる可能性があるのでは、ということだ。もっとも減量に失敗したネリをWBSS主催者が“指名”するかは未知数。仮に出場しても、永久追放となった日本のリングに上がることはない。日本のファンとしては井上に無残に叩きのめされる姿を見てみたいという願望があるかもしれないが、どうなるか?