【ボクシング】伊藤雅雪 7・28フロリダで王座決定戦

2018年06月18日 19時32分

 ボクシングの伴流ジムは18日、所属するWBO世界スーパーフェザー級2位・伊藤雅雪(27)が7月28日(日本時間29日)に米フロリダ州キシミーで、同級1位クリストファー・ディアス(23=プエルトリコ)と王座決定戦を行うと発表した。

 この王座にはワシル・ロマチェンコ(30=ウクライナ)が2年前から君臨していた。その現代ボクシング界最大のスターは先月、WBA世界ライト級タイトルマッチでホルヘ・リナレス(32=ベネズエラ)にTKO勝ちして3階級制覇を達成。Sフェザー級の王座を返上したことに伴い、ランク上位2人による決定戦が行われることになった。

 伊藤がボクシングを始めたのは高3の夏から。駒大付属高にはバスケットで推薦入学し、174センチの身長ながら「バレーボールでダンクシュートができました」というほどのジャンプ力を誇る。

 両親、2人の兄姉とも格闘技には縁のない環境だったが、伴流ジムが自宅に近かったことで興味を持ち、バスケの引退後に「バイトして月謝を払えるようになったので」と、本格的にジム通いを開始。「学生時代だけ」のつもりが在学中に全日本新人王になったことで“本業”にすることを選び、27歳での世界初挑戦が実現した。

「ロマチェンコとやれるならやりたいと思ってた」と話す伊藤。スーパースターと拳を交えることはかなわなかったが、勝てば世界王者になることに変わりはない。

 プエルトリコに近いフロリダでの試合は、ほぼアウェーとなることが予想されるが「黙らせてやりますよ」の心意気でリングに上がる。