
WBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25)が5日、所属する大橋ジムの後援会発会記念祝賀会で、これまでに獲得した3団体の世界ベルトを初お披露目した。
横浜市内の会場には井上や元世界3階級制覇王者の八重樫東(35)ら現役選手のほか、大橋ジム初の世界王者・川嶋勝重氏(43)といった豪華な顔触れが勢揃い。三原じゅん子参議院議員(53)ら約500人が駆けつけた。
大橋秀行会長(53)は「日本の3階級王者5人のうち、2人が大橋ジムから出たことは自慢です。これからも世界チャンピオンを量産していきたい」とあいさつ。井上、八重樫は4階級制覇も視野に入れている。
一方、WBC、WBO、WBAの3団体のベルトを手に登壇した井上は、参戦を表明したWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)に向け「出るからには優勝したい」とV宣言。高額賞金トーナメントでの優勝の暁には「真夏の練習の後、クールダウンできるプールが欲しいですね」。大橋ジムの施設追加をリクエストした。