【ボクシング】井上尚弥 最強決定トーナメントWBSSへ「目指すのはもちろん優勝」

2018年05月26日 17時56分

3階級制覇をした井上尚弥

 日本人最速となる16戦目で3階級制覇を達成した、WBA世界バンタム級新王者・井上尚弥(25=大橋)が26日、横浜市内の所属ジムで一夜明け会見を行った。

 前日(25日)、挑戦者として王者ジェイミー・マクドネル(32=英国)にわずか112秒でTKO勝利。それだけに顔には傷ひとつなく「今日からでもロードワークできるぐらい」。

 続けて、試合を振り返り「映像を少し見たけど、緊張や重圧があった。最後のラッシュの時もガードがガラ空きだったし」と反省の弁。自己採点を聞かれて「80点ぐらいかな」と答えると、すぐさま父でトレーナーの真吾さんに「70点ぐらい」と修正されるひと幕もあった。

 次は、各階級の世界王者クラスが総額5000万ドル(約55億円)の超高額賞金を争ってトーナメント戦を行う「WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)」が新たな戦いの舞台となる見込みだ。

 参加選手や日程などが決まるのはこれからだが「トーナメント戦の形で、誰が一番強いのか分かりやすく決まるやり方に魅力がある。目指すのはもちろん優勝」と力強く言い切った。

 試合によっては敵地での完全アウェーとなることも予想される。「それも楽しみ。環境を変えるのは大事なこと。そこで勝つか負けるか、ふたつにひとつしかない戦いをすることで精神的にも強くなる」と頼もしかった。