【ボクシング】IBFミニマム級王者・京口 判定3―0でV2も「勉強になる試合」

2018年05月20日 14時17分

ビンス・パラス(右)にパンチを叩き込む京口紘人

 ボクシングのIBF世界ミニマム級タイトルマッチ(20日、東京・大田区総合体育館)で、王者・京口紘人(24=ワタナベ)がIBFライトフライ級10位の挑戦者ビンス・パラス(19=フィリピン)を3―0の判定で破り、2度目の防衛に成功した。

 採点結果だけ見ると、3人全員が「117―110」の完勝。しかし、勝利者インタビューで京口が「試合前は『若い相手にいろいろ教えてやる』と言っていたけど、僕の方が勉強になる試合でした」と話した通りの内容だった。

 立ち上がりの2ラウンドは手数も多く、文句なしにポイントを奪う。3ラウンドも左ボディーを効かせ、早期KOもあるかと思わせた矢先の終盤、パラスの左フックが右耳の上あたりをかすめる。

 深刻なダメージを受けるようなパンチではなかったが、左フックを打った後、きれいにカウンターでもらう形になり、パランスを崩した京口はダウンを喫してしまう。

 ここから挑戦者の反撃に遭い、10ラウンドには足がつるアクシデントもあって、最後までダウンを奪うことはできなかった。

「この階級で『最強』といわれるためには、統一王者になることだと思う」と話した京口だが、この日の試合内容は明らかにアピール不足だった。